ドンキーコング・バナナザの隠された言語、ついに解読

ゲーム内の言語を解読するのは素晴らしいが、発売前に解読してしまうとは？YouTuberの2Chrispyが『ドンキーコング・バナンザ』で成し遂げたのは、おそらくゲーム史上最速の秘密のスクリプト解読だった。

『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の隠された文字を解明した時の探偵さながらの手法で、2Chrispyはトレーラーやプレビュー、さらには「Nintendo Today」アプリからの手がかりをつなぎ合わせ、DKの新たな大冒険に登場する「古代サルの巻物」を解読した。

「トレーラーには細かなヒントが散りばめられていた」と、2Chrispyは解説動画で明かしている。「でも『バナナ言語』がすぐに目についた。バラバラな手がかりから、どうやって全てのサルの記号を再構築したのか解説しよう」

ゲーム内のコレクションアイテムが「チップ交換」と公式に記載されていることに鋭く気づいた後、2Chrispyはコマ送り分析でほぼ全てのバナナ文字（彼がユーモアを込めて「バナナベット」と呼ぶもの）を解読。まだ5文字だけ未解読の段階で、ほぼ完全な解明に成功した。

この言語学的ブレイクスルーを駆使し、2Chrispyは公式映像で確認できるすべての看板や文書を翻訳した。完全な翻訳はChrispy2のYouTube動画でチェックしてほしい。

彼の解読結果には、歓迎のアーチ看板、光る「ファクトリー」のネオンサイン、「アイス」と書かれた氷のステージマーカーなどが含まれる。その他の翻訳は実用的なもの（「ヒント」「アイテム」）から、謎めいて笑えるものまで様々——例えば「メッセージ。読んでくれてありがとう。誰かより」といった一文も。

「他のテキストに何が書かれているか、本編で確かめるのが待ちきれない」と彼は付け加えた。「DKの神話に関する言及は？消えたコングたちの手がかり？あるいはカメックやキングクルール復活のヒントさえあるかも？」

私たちの『ドンキーコング・バナンザ』プレビューでは、「Nintendo史上最も視覚的に圧倒される可能性がある」と評価し、「息をのむ環境描写と非常に表現豊かなキャラクターアニメーションでSwitch 2の性能をフル活用し、Nintendoの真の次世代への飛躍を示している」と指摘した。

Switch 2の発売日と技術仕様が正式に発表され、次世代タイトルの価格帯の考察も進む中、業界関係者を交えた専門家の分析も要チェックだ。Switch 2関連の総まとめは、先月のNintendo Directの全発表を再確認してほしい。『ドンキーコング・バナンザ』は7月17日発売、価格は69.99ドルでNintendo Switch 2独占タイトルとなる。