オブリビオン リマスター版、有料DLC「馬用鎧」が復活
2006年、ベセスダは『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の大成功を祝っていた。サイロディールでのプレイヤー継続率を維持するため、同スタジオは有料の小規模DLC拡張コンテンツのリリースを開始。しかし2006年4月に最初にリリースした馬用鎧DLCが、ゲーム史に残る悪名を馳せることになろうとは当時誰も予想していなかった。
カジュアルゲーマーでも「馬鎧論争」を耳にしたことがあるだろう。DLCは以前から存在したが、オブリビオンの馬用鎧パック(200マイクロソフトポイント/2.50ドル)は純粋な見た目だけのアップグレードでゲームプレイ上のメリットが一切ないことで悪名を轟かせた。
約20年後、見た目だけのDLCは業界標準となり、ベセスダはこの悪名高いエピソードをユーモアを交えて再現できるようになった。本日突如リリースされた『The Elder Scrolls IV: オブリビオン リマスター』では、10ドルのデラックスエディションアップグレードに再び馬用鎧が含まれている。新しい鎧クエスト、武器、デジタルアートブック、サウンドトラックアクセスも同梱。
ゲームコミュニティはこの自虐的なオマージュを大きく受け入れている。Circanaアナリストのマット・ピスカテラ氏は、2024年に米国ゲーマーがデジタル追加コンテンツに104億ドル以上を費やしたことを指摘し、「馬鎧が歩いたおかげでバトルパスが走れるようになった」とジョークを飛ばした。
ネット上の反応はほぼユーモアに満ちている:
有料馬鎧DLC。オブリビオンは本当に帰ってきた。 pic.twitter.com/1DJFIPzHB0
— Many A True Nerd (@ManyATrueNerd) 2025年4月22日
正直リスペクトせざるを得ない。新規プレイヤーは知らないだろうが、有料DLCとして再び馬鎧をリリースするなんて、最初に販売した時点で業界を単独で壊したことを仄めかす粋な仕掛けだ。脱帽よ、トッド。 https://t.co/BGwBwL3VYX
— UGS | Ajay (@AJ34_SSB) 2025年4月22日
『#オブリビオンリマスター』で10ポンドもする馬鎧??? これが流行るわけないだろ pic.twitter.com/E1jqpPZFYr
— Olive_Meister (@Olive_Meisterr) 2025年4月22日
リマスター版は即座にコミュニティの支持を獲得——Nexus Modsには既に複数のカスタマイズmodが公開されている。プレイを始める前に、これがリメイクではなくリマスターと言えるかどうかの議論をチェックするのも良いだろう。
完全版オブリビオンリマスターガイドでは、インタラクティブマップからキャラクター最適化まで全てを網羅している。さあ、教えてほしい:
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